Tohoku University Rowing Club

新入生へ

主将あいさつ

男子部主将 武田信哉

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
これから始まる大学生活に、期待と不安が入り混じった気持ちでいることと思います。3年前の私も同じような気持ちだったことを覚えています。そんな中、ボートの魅力と部の雰囲気に惹かれ入部を決めたのは、非常に良い選択であったと思います。
東北大学ボート部は、「日本一」を目標に活動している部活です。総勢100名近くいる部員のうち、部員の約9割が大学から競技を始めます。部員のバッググラウンドは様々で、高校時代運動部でなかったという部員も多くいますが、各種大会で強豪私大に劣らない成績を収めています。ボート競技には、センスも、運動神経も必要ありません。気持ちさえあれば、誰だって強くなることができます。
また、学生主体で活動しているというのも大きな特徴です。練習はもちろん、組織運営やマネジメントについても部員が考えて主体的に行っています。自分達が定めた目標を達成するために、本気で情熱を注ぐことのできる環境がこの部にはあります。
そして何といっても、ボートを漕ぐことは楽しいものです。ボートが水上を滑るようにして進んでいく感覚は言葉では言い表せないほどです。皆さんにも、ボート部の新歓に足を運んでもらい、その感覚を味わってほしいと思います。
新歓で、あなたと一緒にボートに乗れることを、そして、日本一という目標に一緒に挑戦できることを、心から楽しみにしています。

 

女子部主将 中村希

新入生の皆さん、入学おめでとうございます!
皆さんは夢のキャンパスライフに、何を期待していますか?大学は人生の通過点ではなく、大きなターニングポイントになると思います。
東北大学ボート部は9割が初心者、しかし選手をはじめマネージャー、コーチ全員で日本一に向かい、誰よりも濃い大学生活を送っています。
最後の学生生活、大きな何かを成し遂げたい、新しいことに本気で取り組みたい、日本一に挑戦したい、そんな熱い想いをもったあなたを、私たちは心から待っています。

「最高の仲間と、最後の青春を」
見たことのない可能性を、私たちとともに切り開いていきませんか。

OB,OGより

平成27年入学 西原佳(プリントパック所属)

〇卒業後の競技活動について

アスリートを今まで持ったことがない一般企業に就職し、会社と相談しながら練習体制を整えました。職場の理解のもと、時短勤務でボートを中心に生活しています。現在は東京五輪の選考中です。皆さんがこれを読む頃には結果が出ていることでしょう…。

 

〇ボートの面白さ、ボートで得たもの

ボートは、自分が漕ぎ込んだ分、理論を調べて勉強した分、自分が頭を使って考えた分だけ速くなります。全てはやるかやらないかの自分次第です。そのシンプルさが好きです。

社会に出てからも、ボートで身についたこのような物事への取り組み方が様々な場面で生きています。ボートはいつか引退するかもしれないけど、問題解決の力・継続する力は一生ものの武器になるという実感があります。

もう一つは何と言っても同期です。ボートの苦しさ、楽しさと毎日4年間(あるいはそれ以上)最後まで向き合い続けた同期に対して、私は言葉にし難いほどの敬意と信頼を寄せています。人生でこのような仲間を作れて本当に良かったなと思います。

 

〇新入生へのメッセージ

どの部活・サークルを選んでも、選んだことに対して真摯に向き合う姿勢があれば楽しい大学生活になるのは間違いないです。ボート部にはそういう真摯で愉快な人がたくさんいます。自分にできるかな…と不安に思うこともあるかもしれませんが、自分を信じる強さがなくても大丈夫。仲間が信じてくれます。コミュ障でも大丈夫。全員で同じ目標と向き合ううちに、自然と本音で話せる瞬間があります。

悔いのない良い大学生活を送れることを祈っています。

平成27年入学 植竹寛弥(戸田中央総合病院RC)

〇卒業後の競技活動について

大学卒業後は、戸田中央総合病院RCに所属しています。昨年は、全日本選手権の結果を踏まえ、アジア選手権に出場しました。

自分の可能性を知りたいという初心を忘れず、練習する毎日です。

 

〇ボートの面白さ、ボートで得たもの

ボートの面白さは、100%を出し切った快感とシンクロした時の心地良さだと考えます。上記の達成のため、自己と、仲間と、試行錯誤する主体的活動も、私は好きです。

ボート競技から得られたものは、成功体験に惑わされず、何事にもしっかり準備する姿勢です。誰も気にしない、毎日の当たり前が、私を成長させてくれると感じています。

 

〇新入生へのメッセージ

何をするにしても、自らが行動することが大切です。同時に、自らの行動を支えてくれる環境も大切だと思います。私の場合、挑戦を讃え、失敗を理解してくれる人間に囲まれたことは、大きな支えになりました。私は、東北大学ボート部を、他人をリスペクトする団体だと感じています。

みなさんが、今しかない今を謳歌できる何かと、その活動を支えてくれる人間に出会えることを願っています。

平成27年入学 佐藤大輝(株式会社ニトリ)

〇 ボート部時代を振り返って、思い出に残っていること

明け方の水上で、登る朝日が眩しかったこと。マネージャーの作る温かくて美味しいご飯を掻き込んだこと。よく思い出せないけれど、大笑いしたこと。悔しくて悔しくて、泣いてしまったこと。疲れて息を切らしながら仰向けになっていると、私に声をかける笑顔の人達がいたこと。書ききれません。全て思い出です。

〇ボート部での活動を通して手にしたもの、成長したこと

物事を考える力と、やりきる力です。強い選手ではありませんでしたが、強い部を作りたいという想いが強かったので、それに向かって行動するうちに以上の2つを成長させられたと思います。得られた中で一番のものは、一生自慢できるような仲間達ですね。

〇新入生へのメッセージ

貴方の歩んだ過去や、今の本当の想い、どんな未来を期待しているかを、貴方以外に知っている人は少ないでしょう。だからこそ、この新歓の時期に、自分が何に惹かれ、何を求め、何を為したいかをじっくり考えてみてください。貴方の大学生活が充実したものになることを祈っています。

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2025 東北大学漕艇部(仮)

テーマの著者 Anders Norén